大地震が起きてもこのような都市災害をおこさないために何が必要か

起ってしまってからでは遅いのです。

私たち一人ひとりが自分自身のこととして考え、関心を持ち続け、情報を共有することが大事です。バイオセーフティーの見地から、どのような病原体、危険物質等が保有されているかを私たちが把握し、耐震対策について情報を開示させることが必要です。事故が起きないことを前提に考えるのではなく、もし事故が起きたらどうなるかを前提に考えるべきだからです。これは感染研だけの問題ではなく、新宿区、東京都といった地域全体、さらには日本全体の問題なのです。